inosisibeyan's diary

inosisibeyanの日常をカキコ

オートチェッカ

自動で重量を検査するオートチェッカを使った仕事をしている時に、エラーが連続で出ることがあった。

最初はスピードが速いからだと誰もが考えて、対応スピードを落として動作が正常になるよう変更していたが、チェッカだけの問題だと問題の切り分けをして、性能を上げる為にどの部品を変更するかと各部品毎に最新の物ならどういった動きをするかと、頭でシミュレーションして点検しているとどうやら光電管の方向が中心点からかなりづれていることに気がついた。

ちょっと修正したら、性能限界になるまで何のエラーも出なくなった。

最初は、エラーが連続するから性能限界になる前におかしくなっているように思っていたが、原因と結果が逆になっていたようだ。
普通はエラーが出てから、原因を見つけようとするが今回はエラーが出る原因が、エラーを出すタイミングのひとつ前にあった。
光電管を素通りして、計量台の上に乗ってしまう。その後通り過ぎるタイミングで計量エラーがでる。

  • 計量台を通った時に0点合わせをしていた。
  • 2個とその間の時間の0gの重量の平均を取った計算をした。

以上の様な現象から、通常よりも軽く重量表示が出ていた様だ。完全に謎が解けた。
この辺りの説明が、マニュアルには無いようだったので何度もシミュレーションと実働テストをした結果、見つけたこの間違い。マニュアルに明記するようにしてもらいたい。