inosisibeyan's diary

inosisibeyanの日常をカキコ

粛々と物思いに更けて・・・

キリストの事はちょっと学んだが、何が凄いかと言うとその求心力だろう。

今で言えばカリスマというものだろう。逆境に有りながらあれだけ人の心を掴めるとは、見習いたいものだ。

逆境と言えば、残業も付かないのにシステムを作り続けたことがある私。ほぼ毎日3年以上掛かった。ちょっとした修正の繰り返しで、毎日バージョンアップし続けたような感じだった。

データの更新を掛けた後で、再度SQLを動かし検証する。それを毎日何回も繰り返す。そのうちにそれだけでは飽き足らず、チューニングを掛けるようになった。
家族からは、残業代も付かないのに何で居残りしているの?と何度も聞かれたが、理論上出来るはずのシステムだから作らないわけには行かない。性分というものか?
どうにかこうにか、長い時間が掛かっただけのものは出来上がった。
今では、そのシステムが無ければ仕事にならないような状態になっている。今日もそのシステムの使用方法で例外処理が分からないと相談を受けた。相談を受けた瞬間に実装が頭に戻ってくるから、まだまだ私なりに現役かも知れない。その点、SQLプログラムは作り方によっては仕様書や、操作手順方法も手元に持っていなくてもなんとなくは、流れが頭に残っている。
私の作ったシステムは、アクセスで作ったものだがほとんどがSQLのプログラムで4000行のSQL群を瞬間的に動かしている。
個数では200個も無いのだが、複雑な条件設定や何やらで膨らんでしまっているものだ。

あるものは、一ヶ月の日付の羅列。又有るものは、製品と製造日付をジョイントしたり、製品の入り目を纏めて、その類としたり。そういった独特の処理をした後、普通に原料展開し、クロスキュエリーを経て、更にエクセルに渡すための冗長性を付けた処理をして、テーブル化する。
そのテーブルをエクセルから参照して、ピポットテーブルで表示。これで商品毎、原料毎で日付けでソートした表を手に入れられる。ピポットテーブルだけあって、ライン毎、原料毎などで集計や表示が自由自在だ。ここまで元データをこなれた物にしていたら、後は使い方しだいで色々に変化出来る。
昔聞いた話だが、このピポットテーブルの技術を買うためにイスラエルのソフトメーカから3000万円ほどで買い取ったという話。真偽の程は定かでは無いが、それを聞いた時は、なるほどと納得してしまったものだ。それぐらいの価値があるピポットテーブル、使わない手はない。
先ずは、データベースの基本を覚えてそのデータベース形式のデータを拵えておけば、テキストデータでも、データベースのデータでも、エクセルのデータでも構わない。
ただその置いている場所のレスポンスや、ODBCだとサーバの性能などが全体の反応速度などに影響してしまう。
ソフトを作る時間は、このピポットテーブルは速い。これを他のソフトやアプリケーションを作成してやろうとしても中々時間が掛かってしまう。そんな事をエクセルの作者も何処かで言っていた。
一昔前に持て囃された?EUC的な使い方としてはもってこいのものになる。
今Webやメール、RSSなどで、テキストデータとしては使い易いが、自分なりに加工するような使い方には向かない。文章をそのまま使って盗作と言われるのが落ちだ。
データベースサーバを公開して、利用してもらうというサイトも少ない。そんなのがあったら、十分自分の能力を発揮出来るのだが、セキュリティ上好ましくないのか、公開出来るデータがそろっていないのが理由か?

有ったらいいなぁーといつも思っている私である。Wikiなんかで記事がそろった次は、データベースサイトか?とも思う。
ワープロ的なものの発展がWikiで、エクセルなどの発展系がPHPMySQLなどのデータ利用サイトかも。
まだ、データベースそのものの発展系のサイトが無いと言う事。有ったらいいのに。
無ければ作るのが常だが、そういったものを一人で造るとなると一苦労だ。今ではすぐに個人情報保護法や、企業のデータを公開しない事が原因で訴訟に発展したりと障害が多い。
何のデータを扱えばそういった弊害が無いかと考えると、植物や動物の各パーツの数値データや、食物の栄養素のデータ、各種記録のデータ等だ。
生データを公開するのは中々出来ないが、私の思い浮かぶサイトとしてはアマゾンやグーグルなど。生データに近いデータ公開しているようだ。慣れるまでは公開されているデータを有効利用する方向で努力したい。そういっても、書籍などを大量に買う元手や、置いておくスペースもないし、読む時間も無いから利用価値が自分自身には見受けられない。
誰かに役に立ちそうなサイトを作る方向で、考えないと良い物が出来ないだろうなぁー。