inosisibeyan's diary

inosisibeyanの日常をカキコ

エアコンのカビ

カビの生育を考えると、酸素と温度、水分、カビの胞子、栄養の5つが揃って初めて増加が出来る。
エアコンを付けたり止めたりすると、その都度結露がエアコン内部の温度交換フィンの辺りに
くっ付く。付いた瞬間は、かなりの低温となっていてカビの生育には向かないかも知れないが、
その後に温度が上昇するにつれ、カビにとってヤバイくらいに快適な生育環境に変わる。
特に黒かびなどは、土がちょっとでも持ち込まれる(靴が近くを通る)事があるといくらでも
胞子を含んでいて最初は見えないぐらいの量であっても、埃や空気中にある栄養素のお陰で増加
出来る。

昔読んだ読み物に、この悪循環を止めるには少々暑いのでも我慢してエアコンを送風に切り替えてから
止めるのがコツとなっていた。エアコンの性能やその時の湿度や温度によるが、私の職場のエアコンでは、
5分も送風にしていたら水気が飛んでいる。さらに10分続けたならカラカラの状態になっている。
エアコン製造元が、標準でそういった装置を取り付けるとカビ臭いエアコンは皆無になるだろうが、
なぜなのか作ってくれない。買い替えを誘っているのか?気が付かないだけなのか?

普通に使う時には、こういった面倒くさい事は誰もやらないのだろうが、拘った考えの人は
行動パターンの一つになっているように思う。
たった5分でも、エアコンはまだ冷やす力を残していて結構涼しいぐらい。少々送風の中に湿気を含んではいる。
流石に20分を越すと誰も我慢は出来ないだろうなぁ。

人にもよるが、エアコンを止めて10分ぐらいなら我慢できる許容範囲に入っているだろう。逆に車などなら、
乗り降り時の急な温度変化は、体に悪影響と言われているので、夏場など、これはカビとは関係ないが、
乗せている人の体を労わり、逆算して降りるであろう5分前にはエアコンの冷房を止め送風にしている。
これって、さり気なくカッコイイ?と自称男前の私は思うのであるが。。。